種類豊富なテレアポ代行!料金表目安と選び方を公開します。

2018.09.07

テレアポ代行の種類と課金形態

テレアポ代行の利用を検討する際、最も悩まれるのは料金プランかと思われます。

料金プランには、獲得した成果数に応じて費用が発生する「成果報酬型」、架電リスト数に応じて費用が発生する「リスト単価型」など、様々なプランが存在しており、導入を検討される場合にはそれぞれの課金形態の特徴をよく理解して、自社に最も合った料金プランを選ぶことが重要です。

まずは、以下にどのような料金プラン/課金形態が存在するのか、弊社の例をもとにした料金目安と合わせてそれぞれご紹介していきます。

本稼動

リスト単価型

【料金】300円~/1リスト
【概要】架電するリスト数に応じて料金が発生するプランです。

架電対象のリストが既にある場合、テレアポ代行会社にそのリストを預け、スタッフが架電したリスト数に応じて料金を支払う「リスト単価型」の料金プランを選ぶことが可能です。

リストの中には、1度架電しただけでは担当者不在等で繋がらない場合もあるため、テレアポ代行会社によって「1リスト当たり最大3コールまで掛け直し」などの掛け直しの回数が決められている場合があります。

時間単価型

【料金】スタッフのスキルによって変動。
    例)スタッフ1人当たり、3,000~4,000円 / 時間
【概要】代行スタッフの稼働時間に応じた課金形態。
    架電以外に、獲得したアポイント先へメールを送る作業などの時間も含まれる。


また、代行スタッフの稼働時間に応じて費用が発生する料金形態もあります。

この場合、スタッフの習熟度によって同じ時間当たりのアポ獲得効率が変化するため、スタッフのアポイント獲得率の高いスタッフほど料金単価も高くなるよう設定されている場合があります。

また、時間単価で料金が発生するため、獲得したアポイントに対してメールを送る時間や1つ1つのリストに対してそのリストが商材の架電先として相応しいかどうか、代行スタッフがコーポレートサイト等を見て判断する時間なども料金に含まれます。

複数商材のアポ獲得をまとめて狙う場合などに選ばれるメニューです。

成果報酬型

【料金】10,000円~。商材やリストによって単価が変動。
    例)担当者名が判明しているリストの場合、10,000円~
      担当者名が判明していないリストの場合、15,000円~
【概要】主に、商材のアポイント獲得難易度×リストの確度によって値付けされ、決定する。


成果報酬型の料金プランの場合、取り扱う商材や架電するリストの難易度によって料金単価が決められる場合があります。

テレアポのアポイント獲得率は、主に、どのような商材を扱うか、どのようなリストに訴求するかといった2つの項目によって大きく変化します。
そのため、成果報酬型の料金プランでは、過去に架電した類似商材のアポイント獲得率を参考にしたり、アポイント獲得の成果対象とする架電先担当者の役職や架電リストにおける担当者名の判明の有無などの様々な条件を基にして、成果1件当たりの料金が値付けされます。

その他にも、「成果」の対象とするポイントが「アポ獲得」なのか「資料送付」なのか、或いは「面談アポも可」なのか「商談アポのみ可」なのか、などといった条件でも料金単価が変化します。

アンケートの実施/スクリーニング

【料金】ヒアリング項目数によって変動。
    例)3項目まで300円 / 1リスト、5項目まで500円 / 1リスト
【概要】休眠リストがある場合に利用されます。保有しているリストの確度を測定する場合、
    或いはリストから商談や受注に発展しやすそうなニーズ・関心の高いリストを
    炙り出すために実施する、電話アンケートのメニューです。

保有しているリストのアポ獲得率がどの程度か分からない場合や、営業効率化のために商材に対するニーズ・課題が充分にありそうなリストを炙り出したい場合などに、電話アンケートを実施してヒアリングを行うことが可能です。

ヒアリング項目数が増えるほど電話を切られてしまう可能性が高くなり、難易度が上がるため、このメニューの場合はヒアリング項目数で価格が変動します。

リストが無い場合の作成代行

【料金】10円~/1リスト
【概要】クローラーを使用し、ポータルサイトなどから企業リストの作成を行います。


リストが手元に無い場合、テレアポ代行会社にリストの用意から依頼することも可能です。
その場合、多くはクローラーなどを用いて採用サイト等のポータルサイトから企業情報を抽出して、リストを作成することになります。

この手法では、1リスト当たり10円前後から依頼が可能なため低コストで手間を掛けずにリストを作成することができますが、クローリングできるサイトはそのテレアポ代行会社が予めクローラーを構築しているサイトのみになるため、作成されるリストの属性の自由が利かないというデメリットがあります。

指定のサイトへ新規でクローラーを構築することで、自社のターゲット層が多く存在するとみられるサイトからリスト作成を行なうことも可能ですが、その場合にはクローラーの構築費用などが掛かってくるため、自社内で独自に作成したリストを使用するケースの方が多く見られます。

「テストコール」メニュー

テストコールは、自社の商材やリストの確度が分からない場合、あるはその代行会社のテレアポ能力を知りたい場合などに有効なメニューです。シルバーライニングの場合、以下のようになります。

【料金】初期費用:約150,000円。
   (トークスクリプト作成・修正、リスト作成費用などが含む。)
【概要】保有しているリストの確度が分からない場合、新商品のテレアポをリスト作成から
    行いたい場合など、「お試し」でコールを実施したい場合に利用されるメニューです。
    シルバーライニングの場合、代行内容の一部を自社内で用意する場合には上記費用
    からその内容分の費用が料金からディスカウントされます。


代行会社によってサービスを提供している料金は異なりますが、代行サービスの中から自社で用意できるものがあればその分の費用を料金から値引きしてくれる料金形態も存在しています。

その例として、シルバーライニングの場合には、初期費用150,000円にトークスクリプトの作成・修正やリストの作成・精査などの費用が含まれており、これらを自社で用意すればその分の費用が値引きされるような料金形態が展開されています。

代行会社によって、料金構成やカスタマイズの可否など大きく変化するため、よく調べて選ぶことが重要です。

テレアポ代行、失敗しない料金プランの選び方とは?

それでは、ここからは、上記のように種類豊富なテレアポ代行の料金メニューからどのようにしてプランを選ぶべきなのか、その判断ポイントと選び方をご紹介します。

まず架電リストの有無を確認しましょう

まず、テレアポ代行会社に架電してもらうリストを自社で用意できるか考えましょう。

商材に合ったリストを用意することは、アポイントの獲得率に大きく影響を与えます。
稼働中の顧客リストや現在は使用していない休眠顧客リストなど、既に自社で保有しているリストがある場合、そのリストが販売したい商材に対してニーズがあるか判断し、ニーズがある場合には次から紹介する判断ポイントへ進んでください。

もしもリストが無い場合には、リスト作成をテレアポ会社に委託するか、自社で独自にリストを作成したり購入したりする必要があります。

①架電リストの確度を測りたい場合、確度の高いリストだけを抽出したい場合

リストはあるものの、そのリストの商材に対する確度が分からない場合には、「アンケート/スクリーニング」の実施や「テストコール」によって確度を探ることが有効的です。

また、「アンケート/スクリーニング」では、アポイントの獲得はできませんが、様々な属性が混ざってしまっているリストの中から、営業を掛けるべき確度の高いリストのみを抽出することを可能にします。

②架電リストの確度がある程度高いと見込める場合

商談アポイント獲得のターゲットとする担当者名が、既に判明している場合など、リストの確度がある程度高いと思われる場合には「リスト単価型」の料金プランが有効的です。

リスト単価型では、代行スタッフが架電すればするほど、料金が高くなります。
そのため、確度の高いリストにのみ集中して架電することが可能であるならば、リスト単価型の料金プランは低コストで効率的にアポイントを獲得することに向いています。

③複数の商材がある場合、コール以外の作業も依頼したい場合

単一の商材ではなく、複数の商材を同じリストに対してアプローチしたい場合には、「時間単価型」のプランがおすすめです。

例えば、成果報酬型のプランでは主に商材のアポイント獲得難易度とリストの確度によって値付けが行われますが、複数商材を取り扱う場合には商材ごとに別々に値付けを行う必要が出てくるため架電開始までに時間が掛かり、施策のスピード感が失われてしまいますが、時間単価型の料金プランならその心配はありません。

また時間単価型の場合は、アポイント獲得先へのメール送付やリストの精査なども料金に含めることができるため、純粋な「架電」以外の業務もセットで代行してもらいたい場合に有効的です。

『成果報酬型』がおすすめできる理由

また、「成果報酬型」の料金プランにはテレアポ代行を利用する皆さまにとっておすすめできる特徴があります。

上記の「リスト単価型」「時間単価型」などのプランでは、商材のアポイント獲得のし易さやリストの確度などの様々な問題により、成果が獲得できなかったとしても費用は同じだけ掛かってしまいます

「成果報酬型」の料金プランなら、獲得した成果の数に応じて料金が発生するため、そうしたリスクは負わなくて済むというメリットがあります。

一方で、成果報酬型のプランでも肝心の「値付け」が適正でないと、余計な費用が掛かってしまう可能性も否めません。
いくら場数を踏んだテレアポ会社でも、全く同じアポ獲得率の商材で同じリストに掛ける、ということは有り得ないため、その都度のケースに適正な単価を導き出すことが難しくなります。

そこでおすすめなのが、テストコール」で商材やリストの確度を測り、そのデータを基にして適正な成果報酬型プランの料金単価を導き出す、という手法です。
この方法なら、成果が出なかった際のリスクを負わずに、テレアポ代行会社と顧客双方に納得のいく料金の値付け単価で成果報酬型のプランを利用することができます

終わりに

前述の通り、テレアポ代行には様々な料金プラン・課金形態が存在しています。

自社に最も適した料金プランを選ぶためには、各料金プランの課金形態をよく理解したうえで、自社のリストや商材の状況を鑑みて最適なプランを選ぶ事が重要になります。

また、今回ご紹介したのは、あくまでも料金目安です。詳細な料金プランのラインナップや価格などは、テレアポ代行会社や企業ごとの商材・リスト状況などによって変化するため、まずはお見積もりをすることをおすすめします。

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