メンタルは“才能”ではなく“技術”である —— 心理学が教える“折れない心”の正体とは?
2025.04.07

心理学の視点:「出来事」ではなく「とらえ方」が感情を決める
「メンタルが強い」と聞くと、先天的な才能や性格によるものだと思われがちです。しかし、数々の偉人たちの言葉と行動、そして心理学的な視点を通して見えてくるのは、メンタルとは「解釈力」であり、後天的に鍛えられる“技術”であるということです。
本記事では、スポーツ・科学・心理学の分野に共通する「メンタルの構造」と「解釈力の力」に迫ります。
アルバート・エリスの「ABC理論」では、感情を生み出すのは出来事そのものではなく、“それをどう解釈したか”だとしています。
A(Activating Event)=出来事
B(Belief)=信念・解釈
C(Consequence)=結果としての感情・反応
つまり、ネガティブな感情を変えたいなら、“解釈(B)”を変えることがカギになります。
リフレーミング:枠組みを変えれば意味が変わる
「リフレーミング」とは、物事を別の視点・文脈・枠組みから捉え直す技法です。
例:試験中に残り15分。
「もう15分しかない」と焦るか、
「まだ15分ある」と捉えて集中するか。
同じ状況でも、捉え方が変わると“行動”も“結果”も変わります。
これはスポーツ、ビジネス、教育、人生あらゆる場面で活用できる「解釈力」の鍛え方です。
メンタルとは、“解釈の筋トレ”である
どんなに困難な状況に置かれても、それをどう捉えるかは自分で選ぶことができます。
ネガティブな現実をポジティブに変えるには、気合や根性ではなく「捉え方を変える」という技術。
つまり、メンタルとは鍛えられる力であり、思考のトレーニングによって誰でも育てられるということ。
目の前の状況をどう見るか。それが、未来の行動と人生の成果を大きく変えるのです。
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